こんにちは。加藤です。
今日を含めた3回の更新は新言語を学ぶことに視点を定めてお送りします。
今回はその新言語を学ぶことのいいところについて。
海外(特に非英語圏)で働くにあたって、英語ができればどこの国でも仕事をするのにそう困らないでしょう。世界最強の汎用言語だし。英語できるならぶっちゃけ絶対に現地語を学ばなければ職に就けないというわけではありません。
しかし僕は以下の5つの理由から現地語も学ぶことを推奨しています。さあ、あなたも現地語を学びましょう!
1)自由が手に入る
大前提なのがこれ。だってここ英語の国じゃないもん!笑
非英語圏の人々にとって誰もが英語を理解し、話せるわけではありません。日本でも英語でいきなり話しかけられて相手とコミュニケーションをとれる人はそこまで多くないのと同じです。
インドネシア人に関しては、大学に行っているかどうかがだいたいの目安だと思います。その辺の安いレストランのウェイターは英語できないですし、タクシーも片言で単語の会話。
現地にある外資系企業は様々な国籍の社員がいるため、世界共通語の英語ができる社員が多いですね。
そのためまずは生活レベルの現地語が話せないと最初の苦労が多いと思います。行動できる範囲がすごく狭いとか。日本語OKの店しか行けないとか。
前にも書いたかもしれませんが、僕はインドネシア語力ゼロ(本当にゼロです。挨拶も数字も知らないレベル。笑)でインドネシアに来ました。英語も友達とちょっと楽しくおしゃべりできるくらいなので、来てすぐは本当に困りました。ストレスでどうにかなりそうでしたが、その時助けてくれた友人のご家族の方には未だに頭が上がりません。
そのおかげもあって初期レベルのインドネシア語を覚えることができ、何とか1人でも生活できるようになりました。 自由を手に入れられると人間ストレスが減ります! 今では生活において言葉のストレスは一切なく、好き勝手暮らしてます。笑
2)楽しいコミュニケーションができる
上の理由の続きになりますが、当然ですがインドネシアでは現地人同士の会話はインドネシア語です。なので業務は英語でこなせたとしても、みんなで楽しく話しているときにはインドネシア語が多いわけです。
また僕の経験ですが、現地の人たちと生活し始めたときに、みんな楽しそうに笑っているのに理解できずその輪に入れない苦痛といったらなかったです。これは実際に感じてみないとわからない悔しさかもしれません。
そして海外で働く場合、同僚や部下コミュニケーションが取りにくく、マネジメントしづらい点も出てくるでしょう。また仕事中に僕の前で堂々とグチっていることも。何かグチったりバカにしてるのはわかるんだけど、何喋ってるのかわかんないと注意もできないし、聞き耳も立てられません。これはこれで疑心暗鬼になりストレスの種。
ここは現地語を勉強して、友達と楽しくしゃべったり、仕事しないでグチってばっかのスタッフにバシッと言ってやりましょう。僕らは舐められるわけにはいかないんです。
3)外部との連絡が円滑になる
これは僕も起業の手続き等をしていて感じた点でもありますが、『現地企業にアポイントメントを取る際に、現地語ができると強いな~!』と感じた次第です。
最初に企業に電話をする際に英語で連絡をしていましたが、先ほども書いた通り現地の人は全員が英語を使えるわけではありません。とくに工場の場合、守衛さんが出ることもあり、彼らは英語できない率高し…。そのため、たらい回しにされることや最悪の場合そのまま切られることもあります。
なんで客なのに切られるんだ!!!と怒るのももっともですが、これも現実です。受け止めましょう。さらにこれが営業のアポどりだったらなおの事切られやすいはず。
しかし、インドネシア語を覚え始め、つたないインドネシア語でアポを取ると、不思議なくらい話を聞いてくれるんです!
これは逆の立場で考えると納得していただけるかと。
例えばあなたの会社に外国人から電話があり、流暢ではないものの頑張って日本語で電話をかけてきたらつい話を聞いてしまいませんか?相手の要望を何とか聞いてあげよう!という気持ちが少なからず生まれるわけです。
海外で現地人と同じように仕事をするなら外国人であることを活かさない理由はないでしょう。
4)仕事の幅が広がる
海外での仕事内容は様々ですが、現地採用は企業に就職する際に仕事の範囲(責任範囲)が明確に決められているケースが多いです。
そのため、自分のスキルが高ければより幅広い仕事を任せてもらえるようになります。つまり昇進のチャンスも多いということになります。
営業で考えれば営業対象が増えるでしょうし、工場管理であれば伝えミスが減り管理しやすくなるため品質の安定化や効率アップなどが見込みやすくなるでしょう。
さらにいうならそうやって自分に近づいてくれる人にはこっそり不満を言ってくれたり、自分の意見を話してくれたりする場合もあります。
5)自分の市場価値が上がる
これは一つ上の内容の延長でもあります。
インドネシアで日本人が就く仕事は『日本人(日系企業)を相手にする仕事』、『現地企業を対象にしている日系企業の仕事』といったものが多いです。つまり日本語と英語で成り立つことが多い。
そのため海外で働いていても全く現地語を勉強しない日本人はたくさんいます。特に望まずに駐在になった人。 そしてこれは望んで海外へ出た人間にとっては間違いなく穴場のポジションでもあるわけです。
もし上司がそういう方であれば「ちょっとこれ現地語に訳しておいて」だったり、「メールの返事現地語で書いてもらえる?」といった上司にとって面倒だから任せたい作業を振ってもらえることは多いでしょう。これを自分の成果にできるのです。
押し付けられたとはいえそういったことを任せてもいいと思ってもらえているので、『こいつはこんな時にも使えるやつ』というイメージを刷り込めますし、信頼も高まるでしょう。上司からの信頼ほど使えるプラス要素はありません。
将来的にも現地企業とのブリッジ人材だったり、マネージャとしての価値が生まれるでしょうし、もしそこから転職をしたいと思った際に『ゼロから●●語を勉強してここまでできるようになりました。ほかの国でも同じようにできます!』と実績としてもアピールすることができます。自分の価値は自分で作りましょう!
いかがでしたでしょうか? 非英語圏ではやっぱり現地語が最強!
それぞれの目的はあるかとは思いますが、ぜひ現地の言葉を覚えることも検討してみてくださいね~。
→第2回:準備編:知らない言語を3か月で話せるようになる方法
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Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)
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