今回はインドネシア進出のメリットについて思っていることを書いてみます。
インドネシアは未だに個人消費市場として大きな可能性があると考えられます。
通貨が安定していることから、個人消費が拡大しており、消費財を始めとした小売業界に可能性があります。
飲食店や商業施設も賑わいを見せ、日本の寂れた観光地の雰囲気とは違い、消費意欲がうかがえます。これは実際にインドネシアに来て肌で感じるのが一番ですね。
その上2020年までには、インドネシアで人口の約5分の1が中間層入りとされている為、ますます個人消費市場の拡大が見込めます。
消費財系の企業では、セブンイレブンやファミリーマートといったコンビニがインドネシアに進出しています。
ただ、セブンイレブンは既にインドネシア市場から撤退しており、日系企業がインドネシアに来たからといって必ずしも個人市場に食い込めるとは限りません。
今後も拡大の傾向は続くと見られてはいますが、進出する際にはしっかりとした市場調査をすることが重要ですね。
また、小売業界だけでなく、サービス消費という点でもメリットがあります。
特にインバウンド市場では、その人口数からアプローチできる人数が他のASEAN諸国より多い、またビザの発給要件が緩和され、訪日がより簡単になったという利点があります。
実際、2017年には、35万人以上のインドネシア人が訪れており、年々その人数は増加しています。
訪日経験者の取り込みを拡大し、日本のサービス消費材を現地でも行うというのもいいですね。
インドネシアは市場成長性の期待度も高く、ポテンシャルのある国です。
インドネシアは、世界第4位の人口であり、今後も2070年まで人口が増加するとの予測があります。
更に、生産年齢人口も2055年まで増えると期待されています。このため、上記の消費市場の拡大だけでなく、長期的にも経済成長が長期的に続くと見込まれています。
まだまだインドネシアへの進出はメリットがあり、やり方次第では国とともに長期的に成長することも考えられます。
ただ、インドネシアは内需主導型の経済で、原油や天然ガス、パーム油が主な輸出製品となっており、自動車や機械などの工業製品の輸出は上記資源の輸出より劣っているという現状があります。
その為、製造業の進出という点においては、新たな市場を開拓することができ、現時点でも人口が日本の2倍以上あるため、その市場性は高いと言えます。
インドネシアへの進出を検討しているあなた!
移住を考えている方はぜひご連絡ください。
本日の記事は以上です。次は何かと話題な研修生について触れていこうかと思います。
次回もよろしくお願いします。
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