最近めっきりと更新をしていなかったのですが、久しぶりにインドネシアのことを書いてみようと思います。
どんな記事にしようか考えた結果、2019年5月現在におけるインドネシア経済の状況をわかる範囲で書いていきます。
ちなみに日本では平成から令和に代わるタイミングで令和フィーバーになっていますが、インドネシアでも大統領選挙がありました。
大統領の政策や考えはインドネシアの経済と切り離せない話なので、まずは大統領について。
今月投開票された大統領選では、ジョコ政権が引き続き勝利し、長期の安定政権が樹立しました。
ただ、この結果が日系企業にとってプラスかマイナスかはあまり知らないので触れないようにします。業種によっても影響は異なると思いますので。
私の知る限り、現大統領はMRT計画などの外資誘致とインフラ開発を積極的に行っている為、インドネシア進出のメリットも日系企業にはそこそこあるのではないかと思います。
MRTにはまだ乗ったことは無いのですが、機会があればぜひ利用したいと思っています。
ちなみにMRTとは、インドネシア初の地下鉄である「ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線」が正式な名称のようで、三井物産、東洋エンジニアリング、神戸製鉄所が設計および供給などを行っている鉄道です。
シンガポールのMRTそのまま。という話もよく聞くので、乗ったことがある人にはイメージしやすいかもしれません。
MRTについてはよく日本でも「日本の企業が全面支援した」と報道されており、日本の技術力の結晶という印象ではないでしょうか。
MRTをはじめ、現政権が推し進めたインフラ投資策は今後も形を変えながら進んでいくことでしょう。
ジャカルタの渋滞は有名な話で、これによる機会損失も大きいので、MRTや高速道路のインフラ整備の拡大はいい方向に進む気がします。
渋滞といえば、インドネシアでは現在も国民の大半がバイクを利用しており、ジャカルタ等の都市圏では、交通渋滞が結構深刻です。交通渋滞をはじめ、インドネシアでは、インフラの整備が遅れています。 MRTもそうしたことの改善が目的で、高速道路の範囲もどんどん拡大しているのが目に見えて実感できます。
話はそれますが、直近では首都移動計画の話も決定したらしく、本格的に過密地帯ジャカルタから移動する方向のようですね。
ただ、直近では、インフラ整備のおかげ?もあり、世界の各格付け機関からの評価が改善されているとの報告もあります。2019年以降もさらに海外からの直接投資の流入は促進されることでしょう。
ただ、実際は目に見えて改善されているわけではなく、いまだ渋滞はすごいです。。。
2014年以降、現政権では、そうしたインフラ問題に取り組んでいますが、この点についてはまだ成果が出ていません。
しかし、電力に関しては、改善傾向が続いており、民間の電力事業の参入などにより、大型プロジェクトが進んでいるそうです。
道路などのインフラについては、MRTや高速道路が拡大したとはいえ、未だ抜本的な改善されていません。
また、中国が出資した高速鉄道計画は、渋滞解消の一歩となる可能性もありましたが、未だに遅々として進んでおらず、インドネシアと日本は、別の高速鉄道計画で協力していく可能性が高まっています。
どちらにせよ、通勤や物流を考えるともっともっとインフラ整備には力を入れてもらいたいところです。。。
本日は以上となりますが、渋滞の文句みたいな記事になってしまいましたね。笑
また次回もよろしくお願いします。
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