こんにちは、加藤です。
うちのオフィスにもとうとう来ましたイミグレーション(通称イミグレ)。2年以上インドネシアで働いていて初めての査察なので、問題がなくとも内心ドッキドキ。
今回はそんなイミグレ査察の怖さとビザを持っていないで踏み込まれた人の末路をご紹介。たかがビザと思っているとこんなことが起こるから怖いんです。
イミグレが来る本音と建前
まず知っておいていただきたいのは、イミグレが査察をする理由です。
当然のことながらその理由は不法就労を取り締まること。だからもし問題が起これば、強制送還です。
しかしそれはあくまで建前の話。本音は別のところにあります。(もちろん全てのイミグレ職員がそうではないことは事前に明言しておきますが。)
真の目的は、不正を見つけた際にゆすってワイロを手に入れることであり、それはインドネシアにおいては公然の秘密です。
そしてこの裏目的がある以上、査察が集中する時期があります。
それはレバラン前や年末です。
大きな休暇の前にガッツリ"稼いで"休暇を楽しんだり、田舎に帰ったりするんです。
なんだそれ!って思いますが、本当にこの時期の工業団地などは査察が増えるのでお気をつけください。
ちなみに見逃してもらうためのワイロの金額は決まっておらず、一説によると最初は2億ルピア(約170万円)とか言われたり、それを交渉して7000万ルピア(約50万円)まで下げられた…という話を聞きます。
しかしそれも確実な情報ではないですし、そもそもワイロに定価なんてないですからね。それを信じるだけムダってもんです。
そのリスクが滞在中ずっとかかっていると思えば1回ちゃんとビザを取ることは安いもんだと思いませんか?
1度で済むと思うな
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そんなバカな!こんなんじゃいつまでもゆすり続けられる!と恐怖を覚えたAさんはその場で2回目を払ったのちにすぐに就労ビザを取ったそうです。
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搾り取れると目をつけたところからは徹底的に絞りとる。これが汚職の怖いところです。
しかも逃げられて取っぱぐれても彼らは普段通りなだけで痛くもかゆくもないわけで。胡坐をかきながらお金が入ってくるのかと思うと許せん!
ビザの費用は企業にとって大きな負担ではありますが、こういったリスクを抱えるくらいならちゃんと正規のルートでゆすられないように準備した方がよっぽどマシだと思います。しかも働く側の人は常に不安なのでそのままだと会社への不信感にもなりかねませんしね。最悪「ビザちゃんと取ってくれないなら辞めます」って言われる可能性もあるということを企業側もしっかり肝に銘じて頂きたいです。
インドネシアでは正しいビザを取ることがイミグレに脅かされない第一歩です。100%仕事に集中するためにもちゃんとビザをとりましょうね。
次回は実際に僕がイミグレの査察を受けたときの様子や事前に準備しておくべきことをご紹介します。
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Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)
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