こんにちは加藤です。

いきなりでなんですが、僕は肩こりがひどいんです。

ひたすら仕事とブログを書く生活なのと、姿勢の悪さとが影響してですが、今まではストレッチしたり、マッサージに行ったりで何とかしました。しかし、このたび、2年半使わないで来たお薬に手を出すことに…。

それにしても僕が2年半の間、薬を拒み続けたにはちゃんとしたワケがあるんです。

インドネシアの薬、信用ならん問題

まず、インドネシアでは薬を信用してはいけません。

なぜかというとその医者ごとに出す内容が全然違うから。それを知ったときの恐怖といったらないです。これは僕の日本人の友人のお母さんが体験したホントにあった怖い話…。

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※体調が悪くて病院に行った友人母（以下、母）

医者A「この薬を飲んでください。」

友母「ありがとうございます。」

もらった薬を飲み続けたが、症状は緩和されず…。

仕方なく、ほかの病院に行ってみることに。

そこでは次は医者Bに診てもらったそうです。

友母「かくかくしかじか…」

医者B「なるほど、その薬見せてもらってもいいですか？」

友母「はいよ。」

医者B「あーこりゃ全然効かないよ。症状が治まらないわけだ！僕の方で新しいのを出しておくね。」

友母「ありがとうございます！」

そしてそのまま常備薬を飲み続けること数ヶ月。多少はよくなるものの、まだ症状は出続けるので友母は日本に帰国し、その際に日本の医者に診てもらうことに。

友母「かくかくしかじか…」

日本医「どれどれ、薬見てみましょうか」

・

・

・

日本医「友母さん、これは止めてください。危険です。」

友母「えっ、なんでですか？」

日本医「これね・・・

日本の規定量の倍の成分が入ってますよ！」

そう、インドネシアでは処方箋の規定量という考え方がなかったのです。(ホントは規定はあるんでしょうが、事実医者Aと医者Bは違う処方量で出してますので、実際は医者の裁量次第なのでしょう。)

それ以来、友母はインドネシアの薬を飲むことをやめたそうです。

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この話をインドネシアに来た当初に聞いてしまったので、ただでさえ薬が嫌いな僕はもはや薬恐怖症に…。

ちなみに意を決して今回飲んだ薬がコチラ。↓

効きそうでしょ？ちなみに一粒がデカくてパソコンのキーボードと同じサイズ。笑

インドネシアの錠剤とかカプセルはすごいデカいので、ノドに引っかかって飲みにくいことこのうえなし。

これも何が入ってるのかわかんないからホントはあんまり飲みたくないんですけど、今回は痛みで仕事にならないので仕方なく…が！もう2度と飲まん！笑

インドネシアの医療も信用ならん問題

インドネシアでは民間の医療は基本的にレベルが低く、うちのスタッフからの話だと、注射を打つ前に「これはきれいな針だからね！」と強調されたとか。
いやいや！使いまわしがあってはいけないんだから、綺麗とか伝える方が不安だよね⁉と思わず突っ込む始末。

友人の大学でも医学部は金持ち学部であるがゆえに、裏口入学が結構あるという話ですし…そんな人たちに自分の命を預けるなんて恐ろしすぎます。

まあ医者全員が悪いというわけではないので、個人的に信用できる医者がいればいいんでしょうけど、僕のように優秀な医者との接点が無い人は自己防衛しかないわけです。

それに比べて日本人が運営している病院はまだ信用できるそう。インドネシアでは外国人が医療行為を行ってはいけないため、あくまで監修をしているに留まりますが、それでも信頼度は格段に上がります。ジャカルタはもちろん、工業団地、バリなど重要拠点を抑えているのでそちらに行きましょう。

ただし医療費は1回で1,000,000Rp（約1万円）近くかそれ以上かかると思った方がいいので、個人的には海外傷害保険などの加入をお勧めしています。

飲んでもいい薬（？）ボーダーライン

2年間日本から持ってきた薬以外を飲まずにやってきた（腸チフスにかかった時を除く）僕ですが、最近はやっと心の傷もふさがってきたのか、多少なら飲んでもいいんじゃないかと思うようになりました。

それでも僕が飲んでもいいと思っている薬は

・日本から持ってきた薬（当然）

・日系の病院が処方した薬

・日系企業がこっちで出している薬（ロート製薬の目薬とか）

のみです。それ以外は断固として信じない。笑

以前駐在員として来ていた方曰くですが、市販薬ですら日本では副作用が強い等の理由で禁止されてる成分が入っているそうで、それでもインドネシアではいまだに当たり前に使われているものもあるそう…市販薬すら信用できないとか恐怖しかありません。

僕ほど頑なにならない人は不要ですが、個人的には日本から来る際には薬の用意はたんまりしてくることをお勧めします。自分の身は自分で守ってくださいね。

インドネシアがアジアの医療先進国と呼ばれる日が来れば、インドネシアの国際社会での発言権もまた増えるわけで…なんとかお願いします！大統領！笑

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Sampai jumpa! サンパイジュンパ！(ではまた！)

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