ウーバーイーツとゴジェックと日本のインフラ

あなたはもうウーバーイーツ使ってみましたか?度々テレビで取り上げられてたり、ネットでもそれ関連のニュースやブログ記事は増えていますね。

簡単に言えば近くにいる人がご飯を届けてくれる配食サービスです。

インドネシアでは【ゴジェック】や【グラブ】がそれらをかなり前から行っていて、ついつい手を伸ばしてしまいます。

自分で買いに行かなくていいというのはかなりのポテンシャルで、且つ料金も高くないのが魅力的です。

※ちなみにインドネシアではウーバーは撤退済み。ゴジェックやグラブのアジアローカルパワーに勝てず。


日本でも最近はウーバーイーツが台頭してきており、横浜でもちょこちょこ見かけます。ただ日本の場合は自転車がほとんどですがインドネシアではバイクが主流です。

先日帰国した際にも友人に「ウーバーイーツって知ってる?」「便利だからアプリダウンロードしなよ」とステマ被害(?)にあいました。笑


正直インドネシアにいるときには週5以上で利用するヘビーユーザーなので、何を今更といった印象ですが、意外と日本では最近出てきたサービスとして認識されていることに驚きました。

ちなみに僕は日本ではこの配食アプリはほとんど利用していません。笑

理由は特にないですが、渋滞がひどいインドネシアと比較するとそこまで買い物が億劫ということが無い点が大きい気がします。そういう意味では、インドネシアにはすごくマッチしたサービスなのかもしれないですね。


インドネシアで生活をしていると、スマホ決済サービスも便利です。基本的にルピアは桁が大きくて扱いづらいので電子決済をしたいというニーズをしっかりと反映してくれている点がいいです。

またシンガポールに仕事で行く用事があるときなんかは、ウーバーの車で空港や観光地、客先までどこへでも行けるのでアプリ一つでいろいろなことが出来てすごく便利ですね。


正直、日本のウーバーには配食サービス以外のすべて(もともとウーバーは登録制のオンライン白タク事業や個人の物流代行が始まり)もやってほしいところですが、岩盤規制でまだまだ浸透しないんだろうなーという印象です。

日本のタクシー業界の成り立ちを考えると保身に走るのもわからなくはないですが、それがもとで日本の産業が東南アジアに比べて5~10年遅れている実情を国は理解しているのでしょうか。


インドネシアを見ていて、配車サービスや配食サービスはもはやインフラの一つにまで台頭していると言っても過言ではありません。
国がそこに対して本腰を入れられないでいるということは外資にインフラを奪われていくことにつながります。そしてそれを握られた日本がたどる
結末は・・・。

ウーバーイーツがやっと浸透してきた日本ですが、そろそろ危機感を持ってほしいものです。


早く日本にも全サービスを実装したアプリが出来ることを願っています。

今回は以上です。

インドネシアちゃんねる

インドネシアで日本人が立ち上げた人材紹介会社IJTerminalによるインドネシアの生活、働く情報サイトです。 このブログを通してインドネシアのワーク&ライフスタイルをご紹介します。

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