インドネシアに来たら一度は食べるべきお菓子

以前インドネシアの飲食事情の記事に代表的なインドネシア料理とその価格帯をご紹介しました。(→インドネシアの飲食事情の記事はコチラ) その中にはまだご紹介していない物も多いのです!

そう、それがスイーツ!僕は甘いものが大好物なので、行った先のお菓子は食べまくるのですが、今回はその中から特に美味しいマルタバッというスイーツをご紹介します!




マルタバッという食べ物

インドネシアの伝統的なお菓子の一つのマルタバッ。

インドネシア語だとMartabakと書き、読み方はマルタバックの最後を発音しないで喉の奥で『ク』を残すような・・・日本語で文字に起こすとすごく難しいです。笑

お店によってはマルタバックと言ったり、ムルタバと言ったり様々です。ここではマルタバッの読みを採用。


マルタバッは2種類あり、一つはお好み焼きを薄ーいパイクレープ状の生地で四方型に包み、パリパリに揚げた塩味のマルタバッ・トゥロール(Martabak Telor ※Telorはインドネシア語で卵の意味)といい、もう一つが今回ご紹介する甘いマルタバッ・マニス(Martabak Manis ※Manisはインドネシア語で甘いの意味)があります。


今回はスイーツということで今回はマルタバッ・マニスにスポットを当ててみます。



どんな味?作り方は?

どんなお菓子かを一言で表すと、激甘の巨大ドラヤキです。見た目はこんな感じ。

どうやって作っているかというと、ホットケーキミックスのようなものを底が浅めのフライパンで焼きます。少し羽ができるように焼き、器型にするのが美味しいマルタバッのコツだそうです。


さて、生地がやけたここからがマルタバッの真骨頂です。

バターをこれでもかというくらい大量にしみこませ、次に砂糖をドバーっと・・・そのうえから激甘の練乳をドバドバかけ・・・ここからやっとトッピングのチョコチップをドバーっと・・・半分に切って折りたたんだら完成!・・・ではなく、その外側にもさらにバターをベッタベタになるまで大量に沁み込ませるのが極め付け。笑

マルタバッに練乳をかけまくる兄ちゃん。聞いたところによると、この練乳1缶はマルタバッ2つで使い切る量だそうです。ヤバい量です。笑


これで直径約30cm、高さ約5cmの巨大なチョコドラヤキの出来上がりです!これを一口サイズにカットしてくれます。そしてこれを読んで胸焼けした方、ご安心ください正常です。笑

こんな胸焼けしそうなものが美味いのか!?と思うかもしれません。それが美味いんです!!!これは食べたことのある方にしかわからない美味さなんです!


一口食べてジュワッと口に広がるジューシーさ、チョコと砂糖のダブルパンチを食らうような甘さ、そして外のハネのパリパリ食感・・・一つ食べると笑いがこみ上げるくらい甘いのですが、そのあと『やっぱもう一口・・・』と食べてしまうとにかく中毒性のある味なんです。


トッピングも多様で、基本のチョコレート、しょっぱ甘いチーズ、さっぱり食感のナッツ、その他イチゴやバナナ等のフルーツなど、組み合わせ自由で注文ができます。

特に僕のおススメはチョコとチーズのハーフ&ハーフ。これは甘さに飽きたらチーズにいけるので定番中の定番です。それゆえに自信をもってオススメできる味なのです!



『時間帯限定』のスイーツ

さて、こんなにも美味しそうなマルタバッですが、いつでも食べられるわけではありません。

まず時間は夜限定!女子の敵のような食べ物はやはり女子の敵な時間帯に現れます。

夕方6時ぐらいになると、大きくMARTABAKと書かれた屋台が出始め、これがスタートの合図です。

 夜に現れるマルタバッの屋台。屋台の中にある黒い大きな円状のものはマルタバッ・トゥロールのためのフライパン。大体の屋台ではどっちも頼めます。

それから深夜12時くらいまで常に誰かが買いに来ているので、こういったところからも人気なのが伺えます。


価格は200~500円くらい。トッピングの量やお店の場所によって価格が変わります。 場所は町のいたるところで売っているのですが、お店によって味や焼き加減などが違うので注意。

とくに卵を使っているので、裏路地のようなところでやっているお店で買うとたまにお腹壊しますよ。笑


ちなみに僕が食べて安全で美味しいと思ったのはこの2か所。(ホントはもっといっぱいあるんだろうけど僕がグルメじゃないから知らないだけです。笑)



1) Martabakku Menteng (マルタバック・メンテン)

ここから歩いてすぐのところにYa udah(ヤ・ウダ)というお手ごろにビールと美味しいポークチョップを楽しめるお店があるのですが(地図の少し東側にあります)、そこでご飯を食べた後に食べるマルタバッが美味かったです!


ここは週末には平気で30分は待つくらいの人気店で、生地にチョコレートが練りこんである独特のマルタバッもあり、何度も通っても飽きそうにありません。

僕は甘いお菓子とビールという組み合わせで飲むのが好きなのですが、これなら無限ループで行ける!ってくらいですね。


ちなみに日系企業が集中するスディルマン通りからも近いことから、こちらで働く方、もしくは出張で来た方には寄りやすい場所なのが嬉しいところ。

ここはちゃんと店舗を構えてやっているのでお腹を壊しづらいのもポイント高しです!

少し高めの値段設定ではありますが、食べて損はしません!


2)Martabak Ayung Taman Jajan Babe (マルタバッ・アユン・タマン・ジャジャンバベ)

ここは南ジャカルタのさらに南の方です。Simatupang(シマトゥパン)という通りに面しています。このSimatupang通りにも最近日系企業が増えてきました。

道路からマルタバッの屋台がもろに見えるのですが、ローカルゆえにわかりづらい場所です。


うちの昔のオフィスもここすぐ近くだったので、仕事終わりにうちのスタッフ達とここでご飯を食べた後、デザートに食べるマルタバッがたまらなく美味しかったのを覚えています。


作り方はいたって普通なのですが、ここのマルタバッはインドネシア人が食べても「これどこのマルタバッ?すごく美味しいね!」となるくらいの味わいです。

ここは人気店なので材料の回転が早く、お腹も壊しづらいかと思います。


ジャカルタ中心部から離れているため、あまり寄ることはないかと思いますが、インドネシアに留学中の学生さん、こっちで働いていてやることがない方は暇つぶしがてら行ってみてはいかがでしょうか?


ちなみにここはフードコートのような作りになっていて、ミー・アチェ(アチェ地方のシーフード系ピリ辛ヌードル)とイガ・バカール(牛テールのカリカリ焼き)もお手頃で美味しいのでぜひ!

あと注意として地元のインドネシア人が良くいくところなので、そんなに綺麗なところではないことは事前にお伝えしておきます。ここで食べるのは嫌だな~と思ったらお持ち帰りにしましょう!


もし行った際にはマルタバッを焼いている兄ちゃんに「日本人のタクヤから教えてもらった」と言ってあげてください。僕の株が上がります。それだけ。笑



注意!!!

ちなみにこのマルタバッ、美味しいとはいえ一人では絶対に食べきれません!もし食べきった人がいたらぜひご報告を。追記で書きます。笑

だってこのサイズ ↓ ですもん。上の方に見切れてる缶の直径から考えるとかなりのサイズなんです。笑

ちなみに大人の男3人でも結構な量です(すでに実証済み)。

オススメは4人以上で食べること。一人2~3切れで十分です。自分だけで欲張ろうとすると、次の日体調を壊すくらいパンチが効いています。みんなで仲良く分けて食べましょう。笑



いかがでしたでしょうか?

このマルタバッ以外にも日本人の口に合う料理やスイーツが溢れているインドネシア。旅行先や就職先の選択肢としてもなかなか楽しいですよ!

最後まで読んでいただき感謝です!面白かったり、ためになった方はこの内容を必要としている友達にシェアしてあげてね!

Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)


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