海外で働きたいと思っている方の中にはインドネシアについてご存知の方もいるとは思いますが、インドネシアという国名でパッと浮かぶのはやはりバリ島ではないでしょうか?今回はまず簡単に国の概要と特徴をご紹介します。
インドネシアはどんな国?
正式名称は『インドネシア共和国』。日本から飛行機直行便で7時間半。日本との時差は2時間。
赤道直下にあり、通年で25~35度くらいの蒸し暑い気候です。大小約13000の島で構成されている島国で横に長~いイメージです。近隣諸国は、上はシンガポールとマレーシア。すぐ下にオーストラリアです。時間とお金があれば遊びに行きたいですね~。
インドネシアは人・人・人!
インドネシアの人口は約2億5000万人。実はこの人口、中国・インド・アメリカに次ぐ世界第4位の人数というから驚きです! ちなみにこれを人口ピラミッドで見ると下のようになります。
釣鐘型になっていて労働世代である20~40代が非常に多く、高齢者が非常に少ない状態です。0~10代は各世代の中では最も人口比が高いので、将来の労働者人口も確保できている素晴らしい状態です。 GDP(国内総生産)と人口は相関関係にあるといわれているため、最近では人口ボーナスが大きい国であるとして世界的にも認知されています。
インドネシア人はみんなバイリンガル!?
インドネシアの統一言語はインドネシア語。様々な異なる民族と文化が混ざり合ってできている多民族文化のため、出身地域ごとの言語が500近く存在する面白い国です。(訛り等ではなく文法など言語そのものが違います) たとえば仕事では公用語のインドネシア語、家に帰ったら故郷のジャワ語…といった感じで話す人が多いです。そのためか他国語を覚えることに対しての障壁が非常に低い気がします。インドネシア人には英語が喋れる人が多いのはこれが理由かもしれません。
世界最大のイスラム教国
インドネシアは人口の約90%がイスラム教徒。その他としてキリスト教徒が約9%、残りがヒンドゥー教と仏教で構成されています。(国民の無宗教は認められていません)そしてイスラム教徒90%というのは世界最大のイスラム教徒人口だそうです。
『国民のほとんどがイスラム教徒』というのがインドネシアの大きな特徴で、どの施設に行ってもPrayer Room(イスラム教徒は仕事中でも一日5回決まった時間にお祈りをします)が設置されていたり、食事でも豚やお酒成分の使われていないハラルマーク(厳密にはもっと細かく分かれています)が当たり前です。
これは日本のものを輸入しているスーパーの写真です。ちゃんと”BABI”を使っています。(”BABI”はインドネシア語で”豚”の意味)と記載されていますね!
インドネシア人は日本が大好き!
インドネシアは世界でもトップクラスの親日国として知られていて、日本人は約16000人ほど在留しています。
中でも五輪真弓(いつわまゆみ)さんの『心の友』という曲はインドネシア人なら9割近くの人が知っているんじゃないでしょうか。
「日本の歌知ってるよ!これ有名なんでしょ?」と日本語で得意げに歌われることも多く、実は日本ではそこまで浸透していないことを伝えたらビックリされました。(五輪真弓さんごめんなさい。笑)
インドネシアに来る際はこの曲を覚えておくだけでインドネシア人と仲良くなれること間違いなしです!
こうやって見るとインドネシアって特徴にあふれている国なんだ!というのが漠然とわかっていただけるのではないでしょうか?次回は具体的にバリとジャカルタについて都市の特徴を書いていきます!
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※W.W.J worldに掲載した内容を再度編集の上、転載しております
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