タクシーよりも安い!インドネシアの移動手段一覧

インドネシアで働くと大体の交通手段はタクシーか社用車になります。

だがしかし!

渋滞でタクシーが動かないとき、ローカルな人たちに交じってみたいときありますよね?(ってかあるってことにしないと話し進まない。笑)

そんなときのために、様々な交通手段を知っておいて損はありません。

とゆーわけで、今日はインドネシアの交通手段をご紹介いたします!



オジェック

金額   150~500円くらい
便利度  ★★★★☆

面倒臭さ ★★★☆☆


オジェックは東南アジアでおなじみのバイクタクシーのインドネシアでの名前です。
駐在員は社則で禁止されている方がほとんどだと思います。

僕は歩いて15分くらいの距離だとバイクタクシーに乗ることもあります。
行き先や距離や仲の良さで金額が変わります。笑


オジェックはいわゆる白タク扱いです。しかし地域に根差している方たちなので、裏道等にも詳しく、早い!安い!とどっかの牛丼屋のような人たちです。笑


ただし乗車前に料金交渉が必要です。そのため、ある程度のインドネシア語力は必須です。タクシーより安い場合が多いですが、距離に対しての言い値なので交渉力も必要です。
せっかくインドネシアで働くのであればそれくらいはできるようになっておきましょう。


実際に僕がつかってみた際には
『前にここから〇〇まで行ったときは××ルピアで行けたよ!』と言ったらその金額にしてくれることがあったので有効なようです。

オジェックの中には客にヘルメットを渡さず、自分だけ被っている業者もいるので、その場合にはちゃんと言いましょう。死にたくなければですが。笑




配車アプリ

金額    100~1000円程度(行き先と時間帯次第)
便利度   ★★★★★
語学必要度 ★★★☆☆


普通のタクシーをその場で止めるとしたら、こちらは予約ができてしかも指定したところまで来てくれるもの。インドネシアではGo-Car、Grub Taxi、Uber等がシェアを占めています。


まずはアプリのダウンロードから。
自分の携帯番号などでアカウントを作成したら、使えるようになります。

使用方法はまず自分の居場所や来てほしい場所をGPSやマップから指定し、次は行き先を同じように指定します。

その時点で金額が出ているので、基本はその金額でよし!

暗黙のルールがあるようで、

  • 10000ルピア(100円程度)を下回ったときは10000ルピアで残りはチップにしちゃう
  • だいたい区切りは5000ルピアごとで端数はあげちゃう

だそうです。


唯一残念なのは英語ができない人が多いこと。

まあ素人に毛が生えたようなレベルの人たちが安く仕事をしてくれてることがウリなので、期待する方がよくないんですけどね。笑


一連の流れを簡単におさらいすると、

アプリ登録→予約→家まで来てもらう→行き先まで簡単に(右、左、まっすぐ等)道案内→支払い

これくらい出来れば生活レベルのインドネシア語ができます!と胸を張って言えると思いますよ~。


これぞ東南アジア!という雰囲気を味わうにはピッタリですが、会社から禁止されている方は指をくわえてみててください。笑




電車


金額  20~100円程度
便利度 ★★★★☆
危険度 ★★☆☆☆

インドネシアにも電車が走っています。しかも日本の電車を払い下げで使っています。
日本の電車を今後も使ってもらえるという意味ではありがたいですね。
電車が好きな方はぜひ乗ってみることをオススメします。


乗り方ですが、まずはチケットカウンターで行き先を告げます、
そしてタッチ式のカード(100円)と行き先までの金額(20円)を払います。カードは最終使用日から一週間は利用可能なので、もし再度使うようであればとっておき、もう使うことがないようであればチケットカウンターに返却をしましょう。
返却すると100円が返ってきます。もし1週間を過ぎるとお金は帰ってこないのでご注意を。


乗ってて楽しい?ところをご紹介。

電車に乗って車両を移動するために歩いてるとするじゃないですか。そうするとここはランウェイか!ってくらい見てくるんですよ。笑

そんな経験日本ではないので、ちょっとだけ面白かったです。笑


あと電車の良い点はスディルマンに駅があること。
これはスディルマンという場所に日系企業が集中しているため、インドネシアで働く際にはほぼ必ず行くことになるエリアなのですが、雨の日などはそこに行くまでが必ず渋滞します。

そこで、まずはスディルマンまで電車で行き、そこからタクシーに乗るという選択もできます。まあそんな状況はないと思いますけど。笑

そんでもってスディルマンに住んでる人たちはそこから電車でコタ地区まで行ってみる…とかできるわけです。


ただし電車は約10分おき位で来るものの、時刻表があるわけではないので、少し余裕をもってお出かけくださいね。また先頭車両と最後尾車両は女性専用車両です。女性の方でも安心して乗ってください!


そんな便利な電車ですが、朝イチと夕方6時のラッシュではスリも多いと聞きます。
僕も以前乗ったときに財布に手を伸ばされたことがあるので、その時間は避けた方がいいかもしれません。


また現在、中国の高速鉄道以外にも、MRT(地下鉄)が作られています。在来線からの乗り入れが可能になるかは未確認ですが、もし可能になれば車より電車の方が便利になる日も来る・・・かもしれません。



 

トランスジャカルタ


金額  30円
便利度 ★★★★☆
寒さ  ★★★★★

こちらは日本のバスの大きい版(2両連結)のようなものです。
乗り方はまずチケットカウンターで200円のカードを買います。このカードは有効期限がありません。
そしてデポジットとして200円分を前もって入れます。
タッチ&ゴーで改札を通り、ホームまで行き、自分が乗りたいのが来たら乗るだけです。


トランスジャカルタの良いところは安くて渋滞に巻き込まれづらいところ。
現在トランスジャカルタは道路に専用レーンが設けられています。
そのため乗用車よりもスムーズに道路を走ってくれます。

電車と組み合わせるとジャカルタ市内はだいたいどこへでも行けるのではないでしょうか。
こちらも電車同様、女性専用エリアが設けられているのでご安心ください。


唯一の弱点は寒い事。何度も乗っていますが例外なくすべての車両が寒かったです。
乗る際には羽織るものを持たないと風邪をひくかもしれないのでご注意を!





 

メトロミニ・コパジャ・アンコット


金額   20~50円
危険度  ★★★★☆
便利度  ★★☆☆☆
物珍しさ ★★★★★

いわゆる乗合いのバスです。常に同じルートを回っていて、行き先によって番号が違います。
運営元によって呼び方が変わります。ちなみに上の画像はメトロミニでサイズは一番大きいバスタイプです。


注意点としては、
  • ドアが開きっぱなしなので物を落とさないように注意しましょう。
  • また夜はひったくりや事件に巻き込まれることもあるので一人での乗車はやめましょう。
  • 床に穴が開いていることもあるので注意しましょう。

僕はバックパッカーのような旅も好きなので乗ることもありますが、そうでない方はあえて乗るほどのものではないと思います。


手っ取り早く東南アジアを旅している感覚が味わえるので、バックパッカーの気分を試してみたくなったら乗ってみてはいかがでしょうか。



以上、タクシー以外のインドネシアの乗り物をご紹介しました!

現地採用はタフさと臨機応変さが求められることもしばしば。そういった際にぜひ一つの方法として頭に入れておくと面白いかもしれません。


Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)


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※この記事はWWJにて執筆した記事を加筆修正にて転載しております。

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