インドネシアの飲食事情 ~おすすめ料理と価格帯~

インドネシアには日本人に馴染みのない飲食事情がたくさんあります。

今回はインドネシアの食文化と、現地に住む日本人がどのような食生活を送っているかをご紹介します!






 

水道水は飲めない

インドネシアの水道水は飲めません。インドネシア人曰く沸騰させると飲めるらしいですが、安全上お勧めしません。
水道水の利用は歯磨きや洗顔に使う程度であれば問題ないでしょうが気にされる方は飲料用の水が1,5リットル当たり30 ~ 50円程度で売られているのでそちらを利用しましょう。
※現在のスーパーでの価格であり、飲食店では少し金額が上がります。

飲食店では水を未開封のペットボトルで提供されるケースもあります。
インドネシアではAQUA(アクア)というブランドが一番人気があり、他のブランドより少し高くてもそちらを選ぶ方が多いです。

最近の日本人の間ではPristine(プリスティン)というブランドが人気になってきています。
日本トリムという企業のインドネシア子会社(ローカルとの合弁)で作っている水で、インドネシアでは珍しい軟水だそう。アクアよりほんの少し高いですが、日系企業が作っている信頼性と日本食を作るときの味が違う(お茶や出汁は硬水では不向きだし米も軟水の方が柔らかく炊けます)のでオススメ。

また道によくある屋台等では氷を水道水から作っているような店もあるため、冷たいお茶等を飲んでお腹を壊すケースもあります…
そのため慣れないうちはある程度の規模のあるレストランに行くか飲み慣れている水を持ち込むこと(大概のインドネシアの店は水くらいなら持ち込みOKです)をお勧めします。

 

 

食の規制

インドネシアは人口の90%以上がイスラム教を信仰しています。そのためハラルという食の規制があります。ハラルとはムスリムが食べることを許されている食材です。

簡単にご紹介しますと『豚の使用禁止』『酒類の禁止』といったものです。

例えばインドネシア人向けの日本料理では醤油や味噌も発酵していないものを使用し、みりん等は使われません。さらに酒類の提供は基本的にNGなところがほとんどです。
また豚肉は食べなくてもダシとしても使うことも許可されていないため、ラーメンも豚骨ではなく鶏ベースの味付けです。

ただしのムスリムの中にもお酒を飲まれる方や豚を食べる人もいます。だからといってむやみに勧めてはいけませんが、相手がどこまでを良しとしているかを会話の中で聞いておくと食事の時に困らないですね。

 

 

インドネシア料理

インドネシア料理には日本人にもよく知られているナシゴレン、サテ、テンペなどがあります。
全体的に味付けの濃いものが多く、インドネシア人には辛いもの、揚げ物、甘いものが多いです。日本人の舌にあったものも多く、金額も安いためぜひ試してみましょう。

またインドネシアには地方によって様々な食文化が存在します。例えばインドネシア北部のパダン地方の郷土料理でルンダンというものがあります。
コチラはアメリカのCNN主催の世界一の料理を決める企画において1位を取った経歴があるほど!
※ルンダンの情報に関しては → コチラ

 

ここでインドネシアに来たら一度は食べていただきたいインドネシア料理をご紹介します!

 

ナシゴレン (インドネシアのチャーハン)




 

ミーゴレン (インドネシアの焼きそば)




 

サテ (甘めのタレの焼き鳥)※山羊の肉もアリ




 

アヤムゴレン (インドネシア風フライドチキン)




 

バッソー (鶏や牛を肉団子状にし、さっぱりしたスープで煮た料理)




 

ルンダン (牛肉をココナッツミルクとスパイスで煮込んだ料理)




 

ミーアヤム (鶏ベースのさっぱりしたスープの麺料理)




 

…こうやって紹介しているだけでお腹が空いてきました!!!笑

今回ご紹介した以外にも様々な料理がありますので、
それを楽しむこともインドネシアでの生活の一部ですね。

また、日本食と比べて低価格で販売されているため、
生活するうえでインドネシア料理が食べられれば生活費も非常に安く抑えられますよ!

 

 

日本食レストラン

インドネシアには日本食レストランも非常に多く、インドネシア人からも人気があります。
しかし味のレベルは様々で、日本人が満足をするものから首をかしげるものまであります。笑

そんな中で日本人が経営する日本人向けのレストランもあります。
そちらであれば豚肉料理や醸造の醤油やみりん等も使用されており、
ラーメンにも豚骨やチャーシューが使われていたりと日本人からも人気があります。
またお酒も扱っていたり持ち込み可能な場合が多いため、日本人向けの接待に使うケースも多いようです。



こういった日本人の経営するお店は主にジャカルタの都心部か日本人街、日経工業地帯に集中しており、夕方以降や土日には日本人で賑わいます。
あくまで傾向ですが、インドネシアに駐在として来た方や長年インドネシアに住んでいる方はこういった日本食レストランを好むことが多い気がします。

 

 

1食当たりの価格帯

インドネシアで生活するうえで食費も考えなくてはなりません。

一般的にはインドネシア料理は安く、日本食レストランは高めに設定されています。
下の金額一覧では下に行くほど高くなっていくように書いてあります。

またフレンチなど高級レストランになってくると
日本と変わらない値段なため、ここには記載しませんでした。
こちらも生活のためにぜひ参考して頂ければと思います!

2017年現在(1円 ≒ 110Rpとして現地価格を円に換算しています。)

ワルン(インドネシア人向けの食堂)    100~300円

インドネシア料理レストラン      500~700円

日本食レストラン(酒ナシ)      700円 ~ 2000円

日本食レストラン(酒も飲む)       3000円 ~ 5000円

 

 最後までご覧いただき、ありがとうございます!
インドネシアの食生活についてご理解いただけましたでしょうか。
しかし実は今回、僕の中で一番ヒットした美味しいモノをここには載せていないんです。
それはまた改めてご紹介しようと思います!お楽しみに!
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Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)


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 ※W.W.J worldに掲載した内容を再度編集の上、転載しております


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